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2026

引退ブログ-宮田伝蔵-

4年の宮田伝蔵です。


昨年、先輩たちの引退ブログを読んでから、「来年は自分たちの番か」となんとなく焦りを感じていました。まだ1年あると思っていたはずなのに、あっという間に時間は過ぎ、気がつけばこうして引退ブログを書いていて、不思議な気持ちです。なんだかんだで16年間、人生の中心にあった野球をもうすぐ引退すると考えると、少し寂しい気もします。せっかくなので、この4年間を振り返ろうと思います。


高校で野球を辞めるつもりだった僕は、上智大学に野球部があることすら知らずに入学しました。当時は髪の毛を伸ばして、サーフィンして、飲み歩いて…なんて、大学生らしいことをしたいとふわふわ考えていました。今考えると、自分の性に合わないことをしようとしていたことに鳥肌が立ちます。


そんな僕の大学生活は、現主将の篁から、初対面にもかかわらず入学式で「4年間ずっと一緒にいる気がする」と訳のわからないことを言われたところから始まりました。「何言ってるんだこいつ」と思うと同時に、少し嬉しかったのを覚えています。実際にその通りになったことからも、彼の凄さを感じます。そんな出来事もありながら、気づけば僕は野球部に入部していました。


入部当初は、いつ野球部を辞めようか。そんなことばかり考えていました。2時間かけて秦野まで行ってもグラウンドには入れず、試合を見ているだけ。飽きたらウエイトルームに行って休み、5回終了の整備だけ出向いて、またウエイトルームに戻る。そんな生活をしていました。今考えると、もう少しやりようがあったなと反省しています。


そんな入部当初の僕でしたが、少しずつ試合にも関わるようになったことでこれまでとは違う野球の楽しさを知ることができたと思います。スポーツ推薦がない中で、他校の実力ある選手が揃うリーグ戦に挑むことには、これまでの野球人生にはなかったワクワクがありました。周りの選手から自分にはなかった野球観を示してもらい、結果だけでなく、リーグ戦に立ち向かうことそのものに楽しさや高揚感を感じるようになりました。また、ベンチメンバー全員が出場することもあるように、「個」で戦うのではなく「チーム」で戦う実感が得られることが多く、とても楽しかったです。


一方で、個人で見るとたくさん出場機会をいただいたにもかかわらず結果を出せず、たくさん迷惑をかけました。オープン戦の宮田と名称がつくくらい、オープン戦は打てるのにリーグ戦は全く打てない現象にも何度も襲われました。加えて腰も肩も常に痛く、どこかやりきれないもどかしさを抱えていた4年間でした。振り返ってみても正直、野球自体がうまくいった思い出はありません。


それでも、僕がもう一度野球に向き合い、この上智野球部で4年間続けることができたのは間違いなく、野球を通してこのメンバーに出会えたからです。


上下関係なく接してくれ、常に明るく楽しい先輩方。練習後に一緒にゲームをする時もあれば、親身になって話を聞いてくれることもあり、とても尊敬できる先輩方でした。そんなみなさんと一緒にできてとても楽しかったです。


後輩嫌いの僕が、初めて可愛いと思えた後輩たち。だいぶ生意気でこの先が心配ですが、君たちのおかげでとても楽しかった。旅行にもライブにも行ったね。一緒に白のアームスリーブもつけたね。ベンチ統括もつくったね。練習後のベンチで深いようで浅い話もしたね。なにも残せてないけどいろいろ話に来てくれたこと、とても嬉しかったです。


そして、かけがえのない14人の同期のみんな。


僕はこの代じゃなかったら、こんなに楽しい4年間は過ごせなかったと思うし、4年間続けることすらできなかったと思います。最後、4年生全員でグラウンドに立てたことは何よりの喜びで、どんな試合より楽しかった。あれだけ嫌だった秦野も、206に泊まれなくなると考えるだけで悲しくて仕方ありません。頼りになるし、頭も切れる。視野も広くて、同級生ながら尊敬できる人たちばかりで、そんなみんなと4年間を共にできたことを本当に幸せに思います。マネージャーも含めて、この代はとにかく居心地がよく、みんなと過ごす時間がただただ楽しかったです。野球人生で一度はやってみたかった夜の散水も実現でき、やり残したことはありません。


やるつもりもなかった野球を通して、このメンバーと出会えたこと、このチームで4年間戦えたことは間違いなく僕の誇りです。そんな4年間を過ごせた僕は本当に恵まれた、ラッキーな男だったと思います。


普段あまりこういうことを表現するタイプではないけど、これだけは伝えたい。


みんな大好きだよ。


これまでの野球人生、そして4年生全員の集大成となるリーグ戦がこれから始まります。上智野球部として、そしてみんなと一緒に戦うことに意味があります。これまで以上に楽しんで、笑って終われる最高のリーグ戦にしよう。


みんなで哲郎を胴上げしてやろう。


宮田 伝蔵


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