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2026

引退ブログ-宮﨑広貴-

4年主務の宮﨑広貴です。

平素より弊部へのご支援・ご声援をいただき、誠にありがとうございます。


人生約23年間、努力が報われた経験がない。

「凡人の努力なんて結局時間の無駄」

そんな言葉をモットーとしてしまったネガティブ人間の引退ブログを綴らせていただきます。


最後のリーグ戦、引退を目前にし、改めて4年間を振り返ると非常に感慨深い気持ちになると同時に、もう疲れたという気持ちにもなります。普段から「おじさん」といじられる私もようやく引退かと思うと、この4年は長かったような短かったような、不思議な感覚です。

この引退ブログでは、野球人生の集大成となる大学4年間を含めたこれまでの野球人生を振り返るとともに、日頃なかなか伝えることのできない感謝をお伝えできればと思います。日頃から考えすぎてしまう性格で、書き始めたら一つの投稿では収まりきらない気もしています。拙い言葉で少々長い文章になってしまい、お見苦しい点もあるかもしれませんが、あくまで私の自己満足にお付き合いいただけますと幸いです。


兄の影響で始めた野球も今年で17年目。ここまで野球を続けるとは自分でも思っていなかったし、なぜ続けられたのかよくわかりません。

あり得ないくらい野球漬けの日々で、野球に出会っていなければどんな人間だったか想像もつきません。

野球をするのが楽しすぎた小学生、プレーするのが怖くなり始めた中学生、責任を感じ続けていた高校生、人間的に最も成長できた大学生。

さまざまな環境で野球ができたことは良い経験ですし、私の財産であると感じています。

私は本当に人の縁に恵まれ、良い環境で野球をすることができました。

もはや野球が好きなのではなく、仲間と一緒に必死に何かに没頭している空間が好きだったのかと思えるくらいです。


大学入学前の3月下旬、LINEで桐光学園のユニフォーム姿をアイコンにしているやつから「野球やってた?」という怖すぎる連絡が来たところから、私の大学野球が始まりました。

1年生の頃は浪人明けで、ブランクが長かったり、実力がチームの水準まで達していなかったりと、あまりちゃんと野球をした記憶がありません。リーグ戦中、誰かと一緒にウエイトルームでゲームしてたかな……。その中でも、下級生ながら試合で活躍している同期を見て、ただただ凄いなと他人事でしか思えない時期でした。

2年でも現状は何も変わらず、惰性で練習して何も考えず、ただただ時間が過ぎるのを待っていた感じでした。2年秋では少しずつリーグ戦に出られるようになりましたが、なんてことのないサードフライを落球するなど、本来の実力を試合で出せるはずもなく、野球向いてないなと思わされた時期でした。また、その頃はなぜかデータ班としても活動しました。どうせやっても役に立っていないことは分かりながらも膨大な量のビデオを見て分析し、この頃から雑用をやらされていたのかと思います。

3年生、ほぼ同期のような同い年の先輩のチームとなり、この1年が大学野球で一番楽しかったです。チーム佐々木で過ごした時間は今考えてもめちゃくちゃ楽しくて、同期が2学年いるような感覚で、なんなら同期よりも同い年の先輩とばっかりいた気がします。学生監督からの「自分のバリューを持て」という言葉を聞いて、自分だからこそチームにもたらせることは何か、どんな形で貢献するか、自分にしかできないことは何かを自分なりに考えて野球ができた期間でした。


大好きな先輩が引退して、どうなるか心配すぎる4年目を迎えました。

大学4年生のこの1年がここまで長く感じるとは思いませんでした。

4年になってからは部活が正直嫌いで、行きたくなかったです。全て辞めて解放されたいって何度思ったか数え切れません。ちょっとしたことでイライラして、自分や周りに失望して、何のためにやっているのか自問自答する日々でした。

選手兼主務ってこんなに大変なものだと思っていなかったし、なんで俺ばっかりこんなに大変な思いをしなくちゃならないんだって思う毎日でした。自分が4年生になるまでの野球人生16年間、ただ野球に集中できる環境がどんなに恵まれていたのかを認識するとともに、高校まで環境を整備してくださった大人の方々、上智野球部の先輩方の偉大さを感じました。

プレー面では、ラストイヤーで16年間やってきた内野手をクビになり、外野手へコンバート。自分のやりたいポジションができず、ケガの影響で体も思うように動かずでつまらない。練習以外の時間も運営の仕事に割かれ、プライベートや就職活動の時間も満足に取れない。それでも主務という役職の重さを感じ、使命感のみでここまでやってきました。

スポーツ推薦のない上智大学野球部では考えにくいほど野球が上手いメンバーが後輩も含め集まっていたからこそ、仲間のためという思いよりも、この実力を腐らせずに存分に発揮できる環境を常に提供しなければならないという気持ちが原動力だったのかもしれません。

自分も選手だけど、みんなが楽しそうに野球をする姿を見ることが少しだけ心の支えでした。

引退が近づいた今でも自分の本心とはかなり違う部分がありますが、この主務という経験は、決して良い思い出ではないものの、良い経験だったのかなと感じます。自分の気持ちを押し殺しながら、少しでも組織のためになることを自分なりに考えて実行する力が、今後何かに活きてほしいなと切実に思います。

こんな主務の時間があったからか、正直野球のプレーには全く身が入りませんでした。

プレーに関する記憶はほとんどありません。

それでも4年になって、野球が唯一楽しかった日がありました。

つい最近終えた合宿の4日目の試合は楽しかったかな……。

9回表、4年生9人全員で守備につき、3点差を追いつかれ、9回裏になんとか繋いでサヨナラ勝ち。

この日だけは、この1年間忘れていた気持ちを思い出した感じがしました。

仲間と純粋に野球を楽しめる時間を秋リーグで過ごせることを、微かながら期待したいと思います。


ここからは、お世話になった方々への気持ちを書こうと思います。


まずは高校生までの私の野球人生に関わってくれた仲間、保護者や指導者の方々

皆様のおかげでここまで野球を続けようと思えました。また、野球だけに集中できる環境がどんなに恵まれているかを当時は感じることができませんでしたが、今やっと理解することができました。本当にありがとうございました。


上智大学硬式野球部OB・OG、保護者、神谷さん、関係者の皆様

学生主体のチームがここまで何不自由なく活動できるのは、皆様の多大なるご支援、ご声援のおかげです。誠にありがとうございます。私の引退後も、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。


チーム佐々木の皆さん

私からしたらほぼ同期で、タメ口、呼び捨てで仲良くできて本当に嬉しかったし、楽しかったです。

論理的で思慮深く情もある一番熱い男だった学生監督、みんなから愛される人間性でチームをまとめ上げたキャプテン、顔がよく仕事も卒なくこなす主務、くだらないことしか話してなかったけどずっと一緒にいた世田谷組の窓際くん、中学のチームメイトで初日からガッツリタメ口だった色白くん、今でもかなりの高頻度で会うから君には言うことはないよ左の大エース。特にこの面々にはお世話になりました。

ありがとうございました。

またみんなと会いたいです。


そして現役のみんな


1年生

4つも歳が離れていることもあり、めちゃくちゃエネルギッシュで元気に見える。

外野歴1年未満の私は、同ポジションの1年生に外野守備のいろはを教えてもらいました。

1マネは部活への取り組む姿勢が本当に凄くて、驚かされます。まだ覚えられていないスコアの書き方を朝早くから練習したり、朝4時台に家を出てめちゃくちゃ遠い場所から部活に来てくれたり、写真の撮り方が下手っぴだからめちゃくちゃ連写したりと、可愛いながら頼もしすぎます。1マネは自分たちらしく、自分たちが正しいと思うように頑張ってほしい。


2年生

少しは先輩を敬うということを覚えましょう。

もはや発言の一挙手一投足にイジリを忘れない君たちには脱帽です。何かあるたびに笑いながら話しかけてきて、気づいたら2年生集団に囲まれていることが何度あったか。

練馬のソリオに乗っていて常にニヤニヤしていじってくる5人、その中でも助手席に乗って笑顔で手を振ってくる人、ざいざい旅行に一緒に行ってくれた人、アップの最中に頭を撫でてくる人、練習中アンガーが溢れ出る人、趣味が似ていて話が盛り上がったマネ。挙げ始めたらキリがないけど、みんな可愛い後輩です。

ここまで後輩と仲良くできたのは初めて。

こんなこと言ったらもっと舐められそうだけど、ここまで仲良くしてくれてありがとう。

楽しかった。


3年生

個性が溢れすぎてて、元気すぎて怖いです。

日常ではしょうもないことしかしてないのに、野球になるとマジな顔になって、やるときにやってくれる3年は頼もしい。

特に私を舐めてくれた可愛い後輩たち。

「こうき、おはよう!」から1日が始まり、後輩の中では過去一仲良くできた生意気野郎、ハッスルプレーで情に溢れすぎてる同ゼミの後輩、君はこっち側だよ来年は俺みたいにならず無理せず頑張れ次期主務、腹立つけど君に野球では1ミリも敵わないよサボり魔くん、色んな意味でやる時はやる男だよなヤニカスくん。

みんなラストシーズンもよろしくな。


同期

良い意味でも悪い意味でも距離感があったね。

17枚目の写真がこの学年のプレーヤーを表した一枚だと感じます。

何を考えてるか本心がいまだにわからない人もいるし、なんでこうしてくれないの?って思う場面も多々あった。不機嫌になってみんなに気をつかわせる場面もあった。ごめん。

でも同期がこの14人で良かったよ。

欠けることもあったけど、大好きな仲間たちと最後までできて良かった。

みんなと出会えて、高いレベルで、この熱量で野球に打ち込むみんながいたから、自分も少しは頑張れた。

みんなと同期でよかった。楽しかった。

ありがとう。

一人一人に長文を書きたいくらいだけど、恥ずかしいし、キリがなさそうなのでやめときます。その中でも2人には文字に起こして感謝を伝えたい。


てつ、色んな意味を含んだ主将という役割を全うしてくれてありがとう。俺らの学年はてつのチーム、そう決めつけて背負わせてたものが大きすぎたかもしれなかった。絶対しんどかっただろうけど、そんな姿を見せずに常にチームを先頭で引っ張ってくれたことには、感謝と尊敬の気持ちでいっぱいです。仲良かったはずなのに何回ギクシャクしたか分からない。それでもてつだったから、俺もみんなもやってこれたと思う。

これも他人頼りで重荷かもしれないけど、秋リーグの最後の最後までよろしくな。


あやの、チーフマネージャーとして支えてくれてありがとう。全部の仕事を二人三脚で1年間やってきた。チーフマネがいなかったらパンクして終わってたし、いたからギリここまでやってこれた。まあ頼りないし、しょっちゅう愚痴をこぼす主務でしたが、支えてくれて、ついてきてくれてありがとう。

最後の最後までよろしく。頑張ろう。


最後に、これほど長い野球生活を送ることができたのも、常に支えてくれた両親がいたからです。

いくら感謝をしても足りないと思います。

野球が好きなはずなのに深く干渉せずに見守ってくれる父親、野球が嫌いで文句を言うけど何から何までサポートしてくれる母親。

ありがとう。


上智大学硬式野球部で過ごした4年間は、今までの野球人生史上一番濃い時間で、みんなと過ごした時間を誇りに思います。いろんなことがたくさんありましたが、総じて「楽しかった」。そう言い切れます。この出会い、この時間をこれからも大切にしていきます。


さあ、チーム篁の最後のリーグ戦が始まります。

大好きなこのチームで臨む最後のリーグ戦は楽しみで仕方ないです。

チームとしては目標に向けて戦うのはもちろんですが、個人としては目標や結果を気にしてしまうと緊張して全く力を発揮できないので、とにかく自分の野球人生の集大成として、今の仲間と野球ができることをしっかりと噛み締めて、純粋に野球を楽しみます。そしてプレー面でも運営面でも、自分の責務を最後の最後まで全うします。


52人全員で戦おう!

良い顔で野球しよう!

さあいこう!


宮﨑広貴


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