日頃より野球部へのご支援、ご声援ありがとうございます。野球部４年の前田和博です。
4年間の大学野球も引退まで残り2ヶ月、長い様であっという間でした。引退ブログということで、自身の大学野球でも振り帰ってみます。
1年生から３年生の間の部活動を振り返ると、楽しかった思い出もある一方で、悔しさや自分への情けなさといった思い出の方が多かったと感じます。チームについて考えることはなく、自身の野球だけに集中できて、プレッシャーもなかったので、気楽で楽しかったです。大塚さん、けいたろうとのキャッチャー練習で恋愛トークをしていたのはいい思い出です（笑）。ただ一方で、公式戦に出る機会はあまりなかったので、シーズン中は常に試合に出られない悔しさがあり、チームの勝利に全力で喜んだり、全力で悔しがったりすることができず、やりきれなさを感じていました。たまに試合に出ても三振ばかり。自分自身に対して情けなさを感じる日々でした。腐りかけた時もありましたが、自分の中で長期的な目標を立て、今は成長期間だと気持ちに踏ん切りをつけてチームの応援やサポートを献身的にできるようになった点は、人間として成長できた部分なのかなとも感じます。
そんなこんなで最上級生を迎えるわけですが、主将として過ごしたこの１年間は、常に大学野球の難しさを感じていました。上智の野球部は、高校野球の様に監督からのトップダウンではなく、完全に選手主体のもと行われます。日々の練習メニューや試合での戦略、チームの方向性等、主将として決定しなければならないことが数多くありました。そして40人近くいる部員の一人一人が異なる意見を持っている中で、野球脳が高いわけではない自分がそうした意思決定を下すことは本当に難しかったです。何より、高校野球を強豪校で経験してきたメンバーの野球に対する考え方に最初は差し込まれるばかりで、自分の考えの至らなさを実感する日々でした。加えて性格的にもリーダー気質があったわけではなく、チームにはいろいろ迷惑をかけました。ただ、細かい事は長くなるので割愛させてもらいますが、なんだかんだ主将という役割を経験させてもらったことで、以前よりは色々考えるようになったり、周りに気を配るようになったり、言うべきところで言える様になったり、多くのことを学べ、成長させてもらいました。けいたろう、来年は頑張レ。
小学校１年生から現在まで16年間してきた野球も大学野球をもって終わります。最後のリーグ戦では、野球人生の集大成として有終の美を飾ることが今の目標です。そして、上智大学野球部の一員として、最上級生として、最後くらいシーズン通じてプレーでチームに貢献出来たらなと思います。
たった４人（ユエンと高井含めたら一応6人）の同期達
1年生の頃は、5人でチーム道具をすべて持ち、9時秦野集合の時は8時15分頃にグラウンドに出て5人でほぼ全ての準備をしてて、今思い返せばよくやったと思うよな。当時は野球部のお手伝いしてるんかなとか思ったよ。上で言ったけど特に1年生から3年生までは部活の間はネガティブな思い出の方が多かったけど、部活を辞めようとは一度も思わなかった。それは同期と文句言いながら朝の準備したり、たまに自主練したり、東中野のnanaに溜まって飲んで麻雀したり、さざんか行ったりするのが楽しかったからだと思う。たった5人の同期だったから亀裂でも入ったらどうしようかと思ったけど最後まで仲良くやれそうで良かったよ。最後、いい結果残して引退しよう。あ、後ユエン、ピッチングは球速じゃなくてコントロールと緩急だから、早く気が付こうな。
最後になりますが、村木さん、柴田さん、2年間お世話になりました。最後のリーグ戦ということで、お世話になった先輩方、支えてくれるOBの方々の期待に結果で応えられるよう、精進します。宮澤監督、尾形コーチ、現役諸君、秋のリーグ戦優勝目指してチーム全員で頑張りましょう。このチームなら優勝狙えるよ。優勝して、うまい酒飲もう。
