まず初めに、私の成長を支えてくださったすべての方々に心から感謝の気持ちを伝えたいと思います。家族や指導者の皆さん、OBの方々の応援があったおかげで、私はこの道を歩むことができました。
引退ブログを書く時が来た。そう思った瞬間、私の野球人生が終わるのだと実感しました。実際、引退ブログを書くとなると何を書くか迷います。同期との思い出を長々と綴ることもできますし、今までで一番印象に残っているプレーを書くこともできます。何を書いてもいい私だけのフィールドでの選択は、悩ましいものです。私の性格上、誰とも被りたくないと思ってしまうため、余計に何を書けばいいかわからなくなってしまいます。しかし、次のリーグ戦で私の野球人生の最終章を迎えるにあたり、これまでの野球人生を振り返りたいと思います。
小学校1年生の冬、友人の誘いで始めた野球は、私の人生を大きく変えました。今考えると野球をしていなかったら酷い人生を歩んでいたかもしれません。そう考えると誘ってくれた友人には感謝ですね。中学校では坊主にするのが嫌で一度テニスを考えましたが、友人の誘いで再び野球に取り組むことに決めました。しかし、怪我に悩まされる日々が続きました。それでも、素晴らしい指導者に出会い、野球の基礎を学ぶことができたおかげで、高校には野球推薦で進学することができました。
高校生活は決して楽なものではありませんでしたが、苦しい時期を経て成長を実感する瞬間もありました。特に、高校1年の冬には、それまでの努力がすべて繋がり、突然野球が上達したと実感しました。高校時代の思い出はたくさんあります。冬の練習、合宿、理不尽に怒られたことなど、話し出すと止まらないほど様々なエピソードがあり、その多くの経験が私を成長させてくれました。
さて、大学野球部に入部するにあたり、私は入学前から複数回の練習に参加していました。そこで出会ったのが正木と田村。正木はアメリカから来た上下関係が緩い自由な投手で、田村は國學院久我山の3番打者。正直最初はこんなに細いのに本当に強豪校の3番打者なのかと疑っていました。しかし、実力は本物でした。先輩から噂には聞いていたましたが、実際に同級生たちと対峙すると、そのレベルの高さに驚愕し、まるでサークルに入るかのような気持ちで入部した私には少し戸惑いもありました。
一年生から試合に出ることができたものの、結果が伴わずに「入部しなければよかった…」という後悔の日々でした。しかし、冬に小出が加入してきて、彼のおかげで再び真剣に野球に向き合うことができたと思っています。試行錯誤を繰り返して結果が出た時の嬉しさを思い出し、「やっぱり野球は面白い!」と思えた瞬間があったからこそ、今でも野球を続けられている理由かもしれません。
2年生では、四部から三部への昇格を目指す中、DH専任という特殊なポジションを任されました。守備をしない分、打撃に集中できるのが嬉しかったのですが、その代償として自身の実力を見つめる機会が減り、守備力が0になりました。今思えば少し守備練習に励むべきだったと反省しています。
3年生で初めて外野を守ることになりましたが、「外野は簡単だろう」と高をくくっていた自分が愚かでした。実際には予想以上に難しさを実感し、ボールに追いつけなかったり、フライの距離感をつかめずに苦しむことが多々ありました。この期間は外野守備の厳しさを思い知らされる日々でした。
最終学年では、セカンドに戻りたいと自ら申告しました。約2年ぶりの内野守備は慣れるまでが大変でしたが、徐々に感覚を取り戻しました。高校時代の輝きを完全に再現することはできませんでしたが、そこそこ守れるレベルには戻ったと感じています。ただ、前までは打球が来ると楽しいと感じていましたが、今は打球が来ると緊張してしまいます。
こうして振り返ると、様々な思い出が鮮明に蘇ってきます。その中でも、私は野球人生16年間を通じて常に素晴らしい同期に恵まれていたと心から思います。小学校、中学校、高校、そして大学と、どの段階においても信頼できる仲間たちがそばにいてくれました。特にこの4年間一緒に過ごした同期は、個性が強いながらも、お互いを尊重し合える人たちが集まったと思います。そのため、コンビニの夜勤があって何度も飲み会に参加できなかったことが非常に悔やまれます。しかし、そんな大切な仲間たちと最後まで野球を共にできることに、心から感謝したいと思います。
ここまでのシーズンで目立った結果は残せませんでしたが、充実した大学野球生活を送ることができました。合宿や秦野での宿泊など、野球以外にも仲間との多くの思い出があります。そんな思い出の最後に二部昇格という一生忘れられない思い出をつくって私の野球人生にピリオドを打ちます。
最後になりますが、吉田さん、宮澤さん、尾形さん、村木さん、柴田さんなどのOB関係者やご父兄の皆様には4年間お世話になりました。秋リーグでは良い結果を残し、恩返しをさせていただきます。今後ともご支援とご声援のほど、何卒よろしくお願いいたします。