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2025

引退ブログ - 岩渕歩 -

4年投手の岩渕歩です。


ゴールデンルーキーだった僕もついに引退ブログを書く時が来てしまいました。あっという間だったかと聞かれたら、「うん」とは言えない、そんな4年間だったと思います。同期の誕生日会を開いていた1年生の頃が懐かしいです。今は正直、皆の誕生日がいつかもわかりません。皆で集まることも少なくなり、秦野の朝にブラックコーヒーを飲むやつも増えてきました。そんな良い意味でも悪い意味でも大人になってしまった僕たち4年生も、ついにラストシーズンを迎えます。

 

ここでは4年間の振り返りというか、引退が近づいてきて思うことを書いてみようと思います。夜勤中に書いたので拙い文章かもしれませんがご了承ください。店長には後日謝罪します。

 

僕はありがたいことに下級生の頃から登板する機会を多く頂いていました。1年春の大正戦、降格を経験した成蹊戦、完封目前で指を攣った一橋戦、サヨナラを打たれた学習、帝平戦、挙げたらキリがないくらいたくさんの経験をさせていただきました。今思えば節目節目となる試合に僕が投げていたことが多かったのではないかと思います。それはつまり、僕のピッチングでチームの勝利が左右されていたということだと思います。4年になった今でも同じです。あそこで抑えていれば…なんて試合は数え切れません。こんな僕を使って頂いた先輩方、本当にありがとうございました。また、期待に中々応えることができず申し訳なかったです。先輩方には僕たちが下級生の頃からのびのびとプレーできていたことや常に明るい環境を作っていただいたこと、とても感謝しています。時間あれば最後の有志、是非見に来てください。

 

下級生の頃は先発としてフル稼働していた僕ですが、怪我も相まって上級生では気づいたら0アウトランナー1.2塁から始まってたり、9回1点リードで始まるケースで投げる機会が多くなりました。多分、「こんな場面で投げたくない」で挙げられる候補は一通り経験したと思います。こんな僕でも上のレベルで野球をやりたいと思った時期もありましたが、度重なる怪我や現実とのギャップも日々痛感し諦めました。今は不甲斐ない姿に悲しくなることが増えました。上のレベルで見たいと何度も言ってくださった大塚さん申し訳ないです。僕の夢は悠馬と朗大が成し遂げてくれるはずです。期待してます。

 

僕の同期には色んな人がいます。

想像の15倍細かった久我山の3番、大学1年生っぽい会話をたくさんしたメンタルの弱い田村。基本うざいけどめちゃめちゃ褒めてくれる、君の人脈に何度も助けられた平山直。適当に話振っても答えてくれる、真面目な会話をしたことがない自分大好き朗大。7年間ずっと守備キャラだと思ってる、僕の球を1番後ろから見てくれた中身は中学生の龍士。図書館と龍馬を何回行き来したかわからない、レポート怠惰仲間の寺。スナチャしょうもない王。僕の話で1番爆笑してくれる身体お化けのアラスカ産正木悠馬。君とも真面目な会話をしたことがない、唯一2人で遊んだことあるフッ軽で増量中の藤村。僕のボケにも乗っかってくる、なんかずっとラグビー場走ってる凪紗。良い奴そうで余裕で人の好き嫌い言う、達観してる感じで本当はただのめんどくさがり屋な阿部。結局4年間"顔だけが良い"で終わった男、4年目も真っ直ぐでピュアな目をしてる貞包。ノックは強打者、いじって欲しい顔が得意でここでは使えない新宿の話ばっかする慶くん。薄っぺらい人間の具現化。雑談力は僕が出会った中でもNo.1の演技の上手い佐々木。

 

僕はこの12人が大好きです。皆と出会えて、こんなに優秀で熱量の高い皆と同期になれて本当に良かったし幸せ者だと思います。冒頭では仲悪いみたいになってましたけど、僕が見てきた7世代の中で実は1番仲良い世代だと思います。自分たちが主となって活動してきた4年目はチームを引っ張りながら自身の結果も求められる、考えることが多くなってしんどい1年だったかもしれません。でもこの同期がいるからこそ頑張ろうと思えた人は多かったんじゃないかと思います。実際に僕もその1人です。ラストシーズン、この世代で歴史を作ろう。皆で恵太朗を支えよう。

 

後輩達にも感謝しきれません。

深いようで浅い話を車内でたくさんした後輩、数え切れない程一緒に趣味に没頭した後輩、「ぶちさんリーグ戦しか投げないよね」と言ってくる後輩、面白いやつが多い後輩投手陣、皆と過ごした日々はとても楽しかったです。試合中にバックネット裏にいたことも多かったのでマネージャー達の有難みもよく感じています。一緒になって喜んでいる姿を見た時は嬉しかったです。いつもありがとう。もう皆から「ぶちさん」と呼ばれる日々がなくなっていくと思うととても寂しいのでたくさん呼んでください。

 

ラストシーズン、どこまで投げれるかわかりませんが、僕にできること、皆に還元できることがあれば全力でやり切ろうと思います。皆で優勝してどデカい祝勝会開こう。その時は僕と佐々木と阿部が盛り上げます。

 

最後に今までお世話になった村木さん、柴田さん、宮澤さん、尾形さん、吉田さんなどをはじめとしたOBOG各関係者の皆様、ご父兄の皆様、本当にありがとうございました。

 

岩渕 歩


WRITER:岩渕歩
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